Webデザインスキルを上げたい人が99%間違えていること

「見た目だけのデザインでは成果は出ない」──Mayukoさんが語る“ユーザー中心デザイン”の本質


――Mayukoさんは、どのような方から相談を受けることが多いですか?

Mayuko:
「デザインスキルを上げたい」という願望を持つ方からの相談が多いですね。特に、Webデザイナーとして活動しているものの、思うように成果が出ない…という悩みを抱えている方です。


――そうした方々は、どんな努力をしているのでしょうか?

Mayuko:
多くの方が“見た目を良くする”ことに全力を注いでいます。配色やフォント、レイアウトの勉強に時間をかけて、「おしゃれなサイトを作ろう」と頑張っているんです。
けれども、残念ながら“ユーザー中心デザイン”を知らないままデザインしている人も少なくありません。


――そのまま努力を続けた結果、どんな問題が起きているのでしょうか?

Mayuko:
「見た目はいいのに使いにくい」サイトができてしまうケースです。
ユーザーがストレスを感じたり、すぐ離脱してしまったり。結果として、購入やお問い合わせといったビジネス成果にもつながらなくなります。
つまり、ユーザー中心の設計ができないと、デザインの見栄えがどれほど良くてもビジネス成功には直結しないということですね。


――なぜそうした“間違った努力”が生まれてしまうのでしょうか?

Mayuko:
「デザイン=見た目の良さ」だと思い込んでいる人が多いからだと思います。
でも、デザインの本質は“課題解決”なんです。見た目を整えることではなく、ユーザーの課題を理解し、それを解決する体験を設計することが大切なんです。


――なるほど。では、正しい考え方とは?

Mayuko:
「ユーザー中心デザイン」を意識した設計ですね。
そのためには、まずユーザーを深く理解する必要があります。私はワークフローの中で、例えば次のようなプロセスを大切にしています。

・ ユーザーの気持ちや課題を把握するためのリサーチ・分析
・ ユーザーニーズを探るためのキーワード調査
・ 理想的なユーザー像を描くペルソナ作成
・ ユーザーの行動と感情の流れを可視化するカスタマージャーニー作成

この流れを通して、デザインの「根拠」が見えてくるんです。


――相談者の方に、その考えをどうやって納得してもらったのですか?

Mayuko:
実例を交えて、「ユーザーを理解してからデザインすることで成果が変わる」ことを説明しました。
感覚的な話ではなく、調査・分析に基づいた設計プロセスを見せたことで、多くの方が「なるほど」と納得されましたね。


――では、その“正しい認識”をもとに、相談者にはどんな行動を提案されたのでしょうか?

Mayuko:
まずは「デザイン前にリサーチを行うこと」です。ユーザーの課題や目的を明確にしたうえで、設計に入る。
リサーチはかなりの時間をかけてデザインをする前に行うことを大切にしています。


――最後に、これからデザインスキルを高めたい方へメッセージをお願いします。

Mayuko:
デザインを上達させたいなら、“見た目を磨く”だけでは不十分です。
「ユーザーの視点に立ち、課題を解決するプロセス」を意識すると、見た目も使いやすさも両立したデザインができるようになります。

デザインの目的は“美しさ”ではなく、“成果を生むこと”。
ユーザー中心のデザイン思考こそが、それを実現するカギなんです。

おわりに
私が大切にしているのは、
“クリエイティブスキルで自由に働ける人生” を自分の手でつくることです。

誰かの仕組みに縛られず、
好きな場所で、好きな時間に、誠実に価値を届ける働き方。
家族との時間も、自分の成長も、どちらも大切にできる生き方。

そのために必要なのは、才能ではなく、
「正しい学び方」と「自分の力で稼ぐためのデザイン力」です。

これからも、
小さくても美しく、そして自由度の高い働き方を実現したい方へ、
その道筋と方法を丁寧にお伝えしていきます。

P.S.  未経験の方でも、最短距離で進むためのステップをまとめた無料ロードマップ をご用意しています。

あなたの働き方をデザインする最初の一歩として、ぜひお役立てください。
👉 フリーランスWebデザイナーのための無料ロードマップはこちら

もし今、「何から始めればいいのか分からない」「このまま進んでいいのか不安…」と感じておられるなら、まずは全体の道筋を知るところから始めてください。